今回は、以前からファンの間で話題になっている「森カリオペ(Mori Calliope)さんの中の人」について、私なりに調べて感じたことをまとめてみたいと思います。
結論から言うと、ホロライブEN(英語圏のVTuberグループ)で活動する森カリオペさんの中の人は、かなりの高確率でDEMONDICE(デーモンダイス)という名前で活動していたラッパー・カレンさんだと考えられています。
正直、最初は私も半信半疑でした。
でも、いろいろと調べていくうちに、「あれ?これはもう本人じゃない?」と思えるような共通点がいくつも出てきたんです。
今回はその中から特に決定的だと思った5つのポイントを紹介します。
私自身の経験や感想も交えてお話しするので、ぜひ最後まで読んでみてください。
森カリオペの中の人がカレンといわれる理由
1. 声の特徴がまったく同じ
まず、私が一番最初に「これ、同じ人なのでは?」と感じたのが、声の特徴です。
森カリオペさんといえば、あの低めでクールな声が印象的ですよね。
英語ラップになるとさらにカッコよくて、巻き舌やテンポの良さが光ります。
で、気になってDEMONDICEのMVをいくつか聴いてみたんですよ。
そしたら…「あれ?同じ人が歌ってない?」ってくらい、声質も発音のクセもそっくりなんです。
私、趣味でヒップホップをよく聴くんですが、ラッパーの声って楽器みたいなもので、ちょっとしたニュアンスやリズムの取り方にその人らしさが出るんですよね。
カリオペさんとカレンさん、まさにその「個性」が一致してると感じました。
英語と日本語を交えて歌うスタイルも一緒だし、どちらもリリックが哲学的で、どこかダークな世界観を持っているところも共通しています。
2. 同じMIX師が楽曲を手がけている
次に注目したのが「MIX師」の存在です。
MIX師というのは、音楽のバランスを整えたり、音質を良くしたりする人のことです。
私も一時期、趣味で曲作りにチャレンジしていたので分かるんですが、MIX師って本当に大事なんですよ。
カリオペさんとカレンさん、どちらも「K’s/Coro」さんという同じMIX師に楽曲をお願いしているんです。
この方、X(旧Twitter)などで自ら「Mori Calliopeの楽曲を担当しました」と投稿していて、同時にDEMONDICE名義の楽曲もMIXしていた実績があります。
普通、アーティストって自分の声やクセを理解してくれるMIX師をずっと使い続けることが多いです。
つまり、同じMIX師が長く関わっているというのは、「中の人が同じだから自然な流れで継続している」とも考えられるんですよね。
3. 映画の趣味が完全一致
ちょっと意外だったんですが、「映画の趣味が一致している」というのも注目ポイントです。
森カリオペさんは、配信で「The Boondock Saints(邦題:処刑人)」という映画をファンと一緒に観たことがあるんですよ。
で、その映画について語る姿がめちゃくちゃ熱かった(笑)。
そしてカレンさんも、過去にSNSで「この映画が大好き」と投稿しているんです。
実は私もこの映画を観たことがあるんですが、正直言ってかなりマニアックです。
アクションだけじゃなくて、宗教的なテーマもあるし、映像も独特。
日本で偶然この映画を推す人ってそんなに多くないと思うんですよね。
そんなニッチな趣味が一致していると、やっぱり「同一人物かも」と感じてしまいます。
4. イラストのタッチがそっくり
カレンさんは音楽活動だけじゃなくて、MVやSNSで自作のイラストもよく投稿していたんですよ。
そのイラストのタッチが、柔らかくてちょっと不思議な雰囲気があって、私もけっこう好きです。
一方、カリオペさんも「自分で描いた」と思われるイラストをたまに公開しています。
この絵が、カレンさんのイラストと驚くほど似てるんです。
目の描き方、髪の線の描き方、陰影の付け方まで、見れば見るほど共通点が多いんですよね。
私は絵の専門家ではないですが、それでも「これ、同じ人の絵だろうな」と思いました。
絵って声と同じで、無意識のうちに「その人らしさ」が出ちゃうものなので、かなり信ぴょう性の高いポイントだと思います。
5. コーヒーが苦手という共通点
最後に紹介するのは、ちょっとかわいらしい共通点です。
森カリオペさんは初配信のとき、「コーヒーが苦手」と話していたんですよ。
これ、私も「へぇ、意外だな」と思って記憶に残ってました。
そしてカレンさんも、過去のSNSで「コーヒーはあまり得意じゃない」と発言していたんです。
もちろん、こういう日常的な嗜好って偶然もあるかもしれません。
でも、声や絵、MIX師、映画の趣味まで一致していて、さらにこういう小さな共通点まであると、「これはもう…」って思っちゃいますよね。
ファンにとっては、こういう何気ない情報こそがつながりを感じるポイントだったりします。
カレン(DEMONDICE)さんってどんな人?
まずは、カレンさんのプロフィールを改めてご紹介します。
- 活動名:カレン(DEMONDICE)
- 本名:非公開
- 誕生日:1996年5月31日(2024年時点で27歳)
- 出身地:アメリカ合衆国 テキサス州ダラス
- 身長:167cm
- 活動内容:ラッパー、イラストレーター、作詞家、MV制作
- 使用言語:英語(ネイティブ)、日本語(かなり流暢)
- 日本在住:2020年1月の時点ですでに日本に住んでいたと本人が語っています
カレンさんは、小さい頃から日本のアニメや音楽、文化に強い影響を受けて育ったそうです。
とくにJ-POPやアニメソングがきっかけで、ラップや作詞に興味を持ったとインタビューでも語っていました。
私も彼女の日本語のラップを聞いたとき、「ネイティブじゃないのに、こんなに自然でカッコいい表現ができるのか」と驚いた記憶があります。
実際、日本語の会話もかなり流暢で、言い回しやテンポも自然です。
その理由として、日本語だけでなく日本文化に対する深い愛情とリスペクトがあるからこそ、違和感のない表現ができるんだと感じました。
森カリオペとしての活動
2020年にホロライブEnglish(ホロライブEN)の一期生としてデビューした森カリオペさん。
独特のラップスタイルと世界観で一気に注目を集め、海外・日本問わず多くのファンを獲得しました。
私も初期の頃から見ていましたが、「VTuberでここまで音楽を追求してる人って珍しいな」と感じました。
とくに、自作の歌詞やMVのクオリティは目を見張るものがあります。
森カリオペというキャラには、カレンさんの感性がしっかりと反映されていると私は思っています。
炎上のきっかけは「ペルソナ3」の配信だった
そんな彼女にも、過去に炎上騒動があったことを覚えている方も多いかもしれません。
私がこのニュースを知ったのは、SNSで話題になっていたのをたまたま見かけたときでした。
問題となったのは、2020年12月3日に行われたゲーム「ペルソナ3」の実況配信です。
「ペルソナ3」といえば、アトラスが開発した人気RPGシリーズで、ストーリー性や音楽がとにかく魅力的なゲームです。
私も学生時代にハマりにハマって、時間を忘れてプレイした思い出があります。
だからこそ、「配信したくなる気持ち、すごく分かる!」と思いました。
配信の中で、カリオペさんは「アトラスから配信の許可をもらっている」と発言しました。
しかし、この言葉が大きな誤解を生むことになります。
ファンの“善意”が裏目に出た瞬間
その発言を聞いたファンたちは、「もっと自由に配信できるようにアトラスに働きかけよう!」という気持ちから、SNSやメールを通じてアトラスにメッセージを送り始めました。
その数があまりにも多かったため、アトラスの対応が追いつかず、運営側も困惑する事態に。
この出来事がきっかけで炎上が起きてしまいました。
当時は、ゲーム会社ごとの実況配信に関するガイドラインがまだ曖昧で、配信していいかどうか判断が難しい時期だったんです。
実際、私も過去にゲーム実況をしようと思って調べたとき、「規約がはっきりしなくて断念した…」という経験がありました。
特にペルソナシリーズはBGMや映像が独特で、それらは著作権的にとてもセンシティブ。
無許可での配信はNGだったようです。
炎上後の対応とその後
この件については、その後ホロライブの運営とアトラスの間でしっかりと話し合いが行われました。
結果として、誤解は解消され、両者の関係に大きな溝は残っていないと言われています。
私もその報告を聞いたとき、「本当に良かった…」と心から安心しました。
一時はネット上でも「カリオペが悪い」といった過激な意見も出ていたので、彼女の心情を考えると胸が痛かったです。
でも、そこで彼女が活動を止めることはありませんでした。
逆に、自分のスタイルをより磨き、パフォーマンスをさらに進化させていったんです。
炎上を乗り越えた姿に勇気をもらった
私だったら、あんなに多くの人から批判されたら、正直メンタルが持たないと思います。
でもカレンさん(カリオペさん)は、そうしたネガティブな経験すら自分の糧にして、さらに成長していく姿を見せてくれました。
そんな彼女の姿に、私は本当に励まされました。
VTuberという枠にとどまらず、ラッパーとして、表現者として、自分の信じるものを貫いているところが、本当にかっこいいと思います。
VTuber界にも影響を与えた出来事
この炎上騒動以降、VTuber業界全体でも著作権やガイドラインに対する意識が一気に高まりました。
最近では、多くの配信者がしっかりと企業のガイドラインを確認し、許可を得たうえで配信するようになっています。
BGMや効果音にも気を配り、フリー素材や自作音源を使うケースが増えました。
中には、配信のためにオリジナル曲を作ってしまうクリエイターもいて、そのプロ意識には頭が下がります。
私もブロガーとして、発信する側の一人です。
だからこそ、「ちゃんと調べてから行動することの大切さ」をあらためて感じました。
まとめ:ここまで一致するなら、もはや答えは出てる?
ここまで5つの視点から森カリオペさんとDEMONDICEカレンさんの共通点を紹介してきました。
まとめると、
- 声やラップのクセがまったく同じ
- 同じMIX師と長期的に関わっている
- マニアックな映画の趣味が一致
- イラストの描き方がそっくり
- 日常の好み(コーヒーが苦手)まで同じ
これだけの共通点があると、「実は別人でした」となるほうが不自然に感じてしまいます。
もちろん、公式から明確に「中の人はカレンです!」と発表されることは今後もないかもしれません。
でも、ファンとしては「こういうつながりがあったんだな」と知ることで、より深くコンテンツを楽しめる気がします。
ちなみに、カレンさんは2022年ごろからDEMONDICE名義での活動を一時休止し、現在は表立って音楽活動はしていないようです。
それも「森カリオペに専念するためだったのでは?」という見方がファンの間では広まっています。
私も最初は半信半疑でしたが、今はもう「これは同一人物でしょ!」と心の中で確信しています(笑)。